2012年12月11日

言いたいことを言えない夫婦

「一日三食、食事は規則正しくとる」
食生活が乱れがちの現代人において、昔から言われていることですよね。
でも、そもそも昔から一日三食だったのでしょうか?

ご存知の方も多いかも知れませんが、その答えは「NO」です。
しかも、一日三食が浸透しだしたのは江戸時代以降で、ほんの200年程度のことなのです。

浸透していった要因としては、ロウソクや照明のおかげで夜が長くなり、労働時間も長くなったから昼食をとるようになった、というのが大きいようです。
当然それ以外にも学校教育の浸透だったり、いろいろなことが重なっての結果が「一日三食」ですが、こうやって人の生活や文化、社会なども変わってゆくのですね。

そんな中、今も昔も変わらないものは
「男が居て、女が居て、好きな人との食事は何を食べても美味しい」というところでしょうか。

では今回のご相談です。


【お名前】 black-angel
【年齢】 35〜39
【独身/既婚】 既婚
【恋愛経験】 不倫経験 1人

はじまして。
皆様の相談に真剣にそしておだやかにお答えしてくださっているので、私もご相談したくなりました。
誰にも言えずにいる心のなかを聞いていただきたくて。


いま離婚を前提に別居をしています。
その原因、理由は、これまでの結婚生活に疑問をもったからです。
よくある妻の妊娠中の夫の浮気。そこからはじまり、また浮気。
女性に借金もしていて、子どもが小さかったことと病気だったこともあり、夫に誓約書を書いてもらうことで、ゆるしたつもりになって。
慰謝料どころかこちらがお金を払っての浮気の清算。


そんなことがあったのに、些細な夫婦喧嘩のたび、離婚だ!そんな女とは暮らせない。
といわれ、悪くないときでも謝るまで許してくれない夫。
家事育児にストレスが、たまるなんてあり得ない!と言われて疲れたといえない毎日。
私が出掛けるのを、嫌がる夫。
実家の手伝いに行くだけでも罪悪感を覚え、携帯にかかってくる最初のことばは、「おまえどこにいるんだ?」
疲れていてセックスを拒否すれば「男がいるんだろう!」


支配されてる気がして抜け出したかった。私の結婚生活はおかしい。
もうちょっと自由にしたい。そう思っていました。
でも、我慢して自分を抑えてれば幸せは維持できる。
目をつぶろう…そう思っていました。彼に出会うまでは。


夫がバイクに乗りだし「家族で出掛けたいからおまえも免許をとれ!」といわれ通い出した教習所で、最後の検定の日に彼がいました。
無事合格し、その日一緒だったみんなでツーリング行こう!とアドレスを交換しあいました。
夫には男性に連絡先を教えると怒られると分かっていたけど楽しみたかったんです。
ワイワイみんなで出掛ける。そんな日もあっていいじゃない?と。


その日のうちに彼からメールがありました。
なんて律儀な人なんだろうと、返信しました。
次の日他のメンバーから、一斉送信がありました。皆さんあらためての挨拶です。
?昨日の彼からのメールは?私にだけ?年甲斐もなくトキメキました。
2人だけのメールがはじまりました。


びっくりするくらい趣味、好みが合い、夫とはそんな話ができなかったので、楽しくて嬉しくて。
ある日、メールすると彼は偶然仕事が休みで会えることに。
ちょっと話すだけでバイバイの短い時間でしたが、バイクの試乗イベントに誘ってくれました。
もう一人、検定のメンバーも一緒です。
でも、夫に行っていい?とはとても言えないので行けないと断りました。


彼は、当たり前に予定があって行けないならわかるけど、旦那さんに行きたいって言えないから行けないって…それって夫婦?と言われて、気づきました。
確かに。言いたいこといえない夫婦って??
結局言いました。行きたい。と。
夫はイヤな顔をしましたが、行きました。


彼とたくさん話をしてやっぱり好きかも、と思うようになりました。
私も夫にバイクを購入してもらい、もうこの頃には、バイクに乗ることが楽しくてしょうがなかったので、つきあってきて20年で一番うれしいプレゼントよ!と心の全部で夫に感謝していました。


夫が出張のとき、自分のバイクをみせたくて彼とふたりツーリングに行きました。
ほんとに一時間くらいの近場に。
彼が納車祝い!と彼とおそろいのkeyホルダーをプレゼントしてくれました。
ほんとにびっくりしました。
この歳になるまで、おそろいのプレゼントなどもらったことがなく、(結婚指輪すらもらっていません。)
困惑しているところにkiss。


好きだったので、嬉しかったのですが私は既婚者。
彼はこちらに転勤が決まったとき離婚してきた単身者。
いま考えると、彼は淋しかったんでしょうね。
バイバイするまで何度もkissをくれる彼。夫のそれとは違い、優しさがつたわる。


好きがとまらなくなりました。
一晩考えて、夫の土日の出張なんてもうないだろう。一回きりのチャンス。
彼を誘いました。
家族に隠れてこっそりなんて私には無理。
じゃ好きという気持ちをぶつけてもう逢わないようにしなきゃ。


びっくりしたのは彼のほう。
ベッドでもう逢わないことを伝えると…そんなこと考えてたんだ。と。奇跡の一日だったんだね。と。
彼は、これは一回きりでツーリングは行こうよ。といってくれました。
その場は、うん。と答えてバイバイしましたがもう逢わないつもりでした。


それなのに、もらったkeyホルダーを落としてしまいました。
あんなに好きになった人との想い出。
悲しすぎて、泣きながら思わずはじめて電話しました。
無くしちやった。ごめんなさいって。


そんなに大事に思ってくれてたんだ。
つぎ逢うときにちゃんと出てくるから!そう言ってくれて。
またプレゼントしてくれる気でいる。
もうダメでした。ブレーキこわれました。


そんなとき、自分のバイクのこと夫とも話したくて、シートかえて可愛くしたいと何気なく伝えました。カスタムの話は最初からしてたことです。
それなのに、怒られました。買ってもらったものに文句をつけるのか!と。
そんなつもりはありません。話がしたかっただけ。
いつものように離婚だ!と言われました。
私のなかでなにかがふぅっと切れてしまって、もうそれでいいよ。と言い離婚を考え出しました。


離婚したいと決心してからは、夫にしっかり自分の気持ちを伝えなくてはいけないと一生懸命自分の気持ちを話そうとしますが、素直に自分の気持ちをだせなくなって五年。機嫌を損ねないような話ばかりしていたので、いざ本当の自分を伝えると何て言われるかわからない。という訳のわからない恐怖にとらわれてうまく話せず泣く毎日。


彼への気持ちは止まりませんでした。
が、彼との先を考えてるわけではなくただ隠れてしか会えない関係というところから脱出したかったんです。
彼の誕生日の次の日。逢いました。
やっぱりkeyホルダーを準備しててくれました。


別居することにしました。
が、子どもの学校もありますので、車で5分の距離です。
パートですが仕事もはじめました。
彼のマンションは、私の通勤途中にありました。
「たまには寄りなよ」と言ってくれ、一回だけ行ってしまいました。
しかし、いつも2時間くらいの短い時間しか会えません。
別居しているのに夫のことばにいちいち恐怖を覚える日々に疲れていて。
言い訳になりますが、ゆっくり逢いたかった。
彼のまえで深呼吸してリラックスしたかった。
会社の飲み会とウソをついて逢うことにしました。


食事してショッピングしてお茶して…。
夫とは付き合ってる時にもできなかったデート。やっぱり好きと。
彼のマンションにいき、好きを伝えました。
彼は「好きだよ。最初からかわってないよ。」
そう言ってくれたのに、それが最後になりました。
その日のことを夫は全部知っていたのです。


夫の友人が私をみつけ、ずっと尾行されていて、写メや動画を撮影していたようです。
男になにするかわからないぞ!と脅され、夫の前でもう会わないとメールさせられました。
その後、もうダメだと思いながら気持ちを切り替えられず、思い出してはメールしてしまいます。
返信はありません。


どう考えてるのかわからないまま2ヶ月たちました。
終わったと思えるまでもう少しかかりそうです。
出合って会えなくなるまで、たった3ヶ月。急ぎすぎて、会えなくなってしまった。
彼とは関係なく離婚したい私…。


長女は一緒に居てくれますが、でも長男は、ママがウソをついて出かけたことを知り、心が離れてしまったようです。
夫は全てを私の浮気ということで整理し、もう私の話を聞きません。
長男を思うと、遠くに行けずにいましたが離れなければちゃんと離婚できないとも考え、私は長男をおいて実家に帰るつもりです。五年生の長男のことをみてあげれません。


彼と気兼ねなく会いたかった。
夫の機嫌を損ねないよう気をつかう生活から抜け出したかった。
同時に興った気持ち。関わりがないと言えばウソになります。
子どもをおいていく私は、年甲斐もなく恋に狂った女なんでしょうか?
心がどうにかなりそうです。



[星野 純(はじめ)のアドバイス]

「"母親"である前に"女"である。」
頭では分かっていても、子供のことを考えるとそう簡単には割り切れないものですよね。
それは「"女"でありながらも"母親"でもある。」だからです。
お子さんと離れて暮らすのは本当に辛いでしょうね。
しかも、black-angelさんの想いとは逆に気持ちが離れてしまったまま。


私も子供を持つ親として、少しはその気持ちが分かるつもりです。
でも仕方ないかもしれませんね。
少なくとも今はそう思うしかないでしょう。
いつかは分かってくれると信じて。
というより、そう信じないと、いつまでもblack-angelさんは前に進めません。


お子さんもいつかきっと、幸せになったblack-angelさんを知り、「仕方なかったんだな。」と思ってくれますよ。
本当にいつかは分かってくれますから大丈夫ですよ。
そう信じましょうよ。
そのためにもblack-angelさんは幸せにならなければいけません。


そんな中、彼のことは、とりあえずは"離婚へ進む上でのきっかけと後押しになった"と考えるのが良いのではないでしょうか。
これはなにも「好きになってはいけない」と言いたい訳ではありませんよ。
別居をしたことでの開放感や安堵感、恋をすることの幸福感、満足感、充実感、高揚感、、、
そのすべてが一気に押し寄せると、とても地に足が付いた状態にはならないと思うのからです。


まずは…
幸せになるためには離婚は避けて通れず、別居もそれに向け必然だった。
もし彼が居なくてもそうしていた。
そこまでだからこそ、子供と離れ離れになることもやむを得なかった。
それらを消化し、また確信にし、地に足を付けて進むことが今は大事なのではないでしょうか。
そうじゃないと、このまま彼と会えなかったり、うまくいかなかったとき、子供と離れてまで選んだ"離婚"という道を悔やむでしょうし、その道を選んだ自分を責めてしまうと思うのです。


とにかく今は、ご主人との生活で我慢していたことや足りなかったものを、"一気"に彼に向けないことです。
それが度が過ぎると、完全に彼に依存してしまうことになりかねません。


離婚すると、これからは自分の意思で自由に人生を歩めるようになります。
その自由の中では彼との道もありますが、それは数ある道の中の一つです。
これから先のことは、今、ご主人と離婚したい一心の中で考えるのではなく、本当の意味で自由になった時に改めて考えるくらいのほうが良いのではないでしょうか。


彼とのことは、"縁"があればまた繋がりをもてるようになるでしょう。
その時が来るまでは、決して、彼をすべての"拠り所"にしないように考えるくらいが良いと思いますよ。

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posted by 星野 純(はじめ) at 12:49| Comment(1) | TrackBack(0) | 夫婦間・離婚の問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
丁寧なアドバイス。
ありがとうございます。

わたしの頭のなかでのいろいろな想いを
的確に活字にしていただいて
何度も読み返し
そう。そのとおり。
と思えました。

文頭の『母親であるまえに…』と誰もがいい
皆が私の気持ちをわかってくれていました。
が、なぜが私はずっと納得できないまま…。
他の男性をすきになってしまったときから『女であるまえに…』のところを、わたしが母親として一生懸命だった10年を誰も認めてくれなくなった。
私は母親であることに変わりはないのに。

心にスッと落ちてきました。

そうですね。
もう会えなくなって一時より
思い詰めた気持ちはなくなりましたが

依存してしまっていたみたいです。

幸せになるための
きっかけと後押し。

それをくれた彼に感謝し
いまは離婚にむけて準備をしています。

最後にもういちど
ありがとうございました。
Posted by black-angel at 2012年12月13日 10:32
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